上菅田小学校(堀江邦子校長)と西谷中学校(三宅一彦校長)でこのほど、創立50周年を祝う式典が相次いで開催された。
上菅田小学校では11月10日に記念行事を開催。午前中は児童式典を行い、子ども達は記念に制作されたおそろいの「グリーンTシャツ」に身を包んで学校の50歳を祝った。
同校では児童からの公募で50周年キャラクター「グリーンヒーロー」を制作。式典では、全校児童がペットボトルキャップを使って描いた「グリーンヒーロー」が公開された。
また、地元の作曲家・悠木昭宏さんが児童の案を取り入れながら作曲した記念ソング「夢のさかみち」も披露。悠木さんの指揮と6年生の器楽演奏にあわせて全校児童で合唱した。
午後には地元住民や関係者を招いて式典が行われ、ここでも保護者による記念ソング合唱が披露された。
奥寺氏が講演
西谷中学校では、11月16日と17日の2日間で記念行事を開催。
16日には、地元西谷を拠点に活動するサッカーチーム横浜FC((株)横浜フリエスポーツクラブ)会長で、元サッカー日本代表の奥寺康彦氏が同校を訪れ、「夢・チャレンジ」をテーマに記念講演を行った。
奥寺氏は、ドイツのチームでプレーした際の苦労や成功談を生徒に語り、「失敗をしても、必ずその経験が肥やしになる。失敗を恐れず、自分の好きなことや得意なことに向かって挑戦し続けてください」と呼びかけた。
また同日、周年記念で建立された校歌歌碑の除幕式も行われた。
翌17日に開かれた記念式典と祝賀会には、地元住民や卒業生約200人が参加。思い出話に花を咲かせるなどしながら、賑やかに周年を祝った。
同校は1962年5月1日創立。3期生にあたり、現在は西谷郵便局に勤めている卒業生の野口昇さんは「式典に参加していて、中学時代に吹奏楽部の初期メンバーとして活動したことを懐かしく思い出した。当時は楽器の数も足りないほどだったが、今では(吹奏楽部の)後輩達が活躍していて、感無量の思いです」と話していた。
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