2015年の春に開業が予定されている相鉄・JR直通線の整備に伴う、西谷トンネルの「シールド発進式」が1月18日、神奈川区羽沢南で行われた。
この工事は相鉄・西谷駅と、JR東海道貨物線・横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線を建設するもの。
JR貨物羽沢操作場の脇に新設される「羽沢駅(仮称)」からは、相鉄・東急直通線が2019年に開業予定。新横浜を経由し、東急東横線・目黒線日吉駅までを結ぶもので、既設路線の混雑緩和や乗り換え回数の減少といった効果が予想される。
保土ケ谷区内では西谷駅から都内へのアクセスが良くなることで、利便性の向上が期待されている。
1年後に西谷到達
この日行われた「シールド発進式」は、相鉄・西谷駅から、羽沢駅(仮称)までを結ぶ1441mのトンネルを掘り進めるシールドとよばれる機械を発進させるもの。この機械が動き始めることで、2010年から準備が進められてきたトンネル工事が本格始動することとなった。
式典に参加した地元自治会関係者らがスイッチを押すと、シールドが力強く動き出す様子がモニター(写真左)に映し出され、列席者から拍手が送られた。シールドは1年後に西谷まで到達する予定だという。
地元の発展に期待
施工業者の関係者は「地域のみなさんの安全・安心を大切にしながら作業を進めていきたい」と話した。
今後、工事が進んでからは、地元住民向けの見学会の開催なども検討されているという。
発進式に出席した川島東部連合町内会の田中有光会長は「地元がますます発展していくことが楽しみ。工事が安全に進み、順調に完成してくれることを期待しています」と話していた。
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