5月に入っても開幕当初の勢いをそのままに、勝率5割前後でAクラス圏内を維持している横浜DeNAベイスターズ。その本拠地である横浜スタジアムО・C(オーナーズクラブ=株主)会長として、チーム躍進を陰で支える竹村泰長さん(保土ケ谷区上星川在住)に、好調の理由や今後の展望などについて聞いた。
―中畑清監督の下、2年目を迎え、まさに飛躍といった感がありますが?
「燃えていますよ(笑)。私たちオーナーズクラブとしても皆で知恵を出し合って、例えば試合後の選手とファンが触れあえるようなイベントの実施などを通して、株主として少しでも役に立てればと考えています」
―セ・パ交流戦には障害者を招待しているとか?
「ええ。昨年からは東日本大震災の被災者の方々にも観戦してもらっています。今年も6月に予定しています」
―今シーズン、チームの雰囲気はどうでしょうか。
「とても明るくて良い感じですよ。それに池田社長(横浜DeNAベイスターズ・池田純社長)も若い上に色々な知恵と熱意があり、選手たちを盛り上げていますよ。また現場とフロントの関係についても、中畑監督とフロントの高田繁ゼネラルマネージャーの連携が良く、まさに『表裏一体』でチームの戦力アップに努めているようです」
―ラミレス選手の2千本安打達成など、話題性にも事欠かない印象ですね?
「そうですね。ラミレス選手については、これまでの『稼いだら帰る』外国人助っ人とは全く違う考えで、その存在自体が球界の宝。将来は指導者としても日本球界を良い方向に導いて行ってもらいたいですね」
―現在本塁打を量産中のブランコ選手については?
「彼の豪快なスイングも、おそらく基本に忠実な従来型の日本の指導者には受け入れられないはず。それだけにその明るさのみならず、選手の自主性や奔放さをも大切にしている『中畑イズム』が、現在のブランコ選手、ひいてはチーム全体の好調の要因になっているのだと思います」
―最後に今シーズンの展望を。
「できればこのままのチーム状態を維持しつつAクラス争いを勝ち抜いて、クライマックスシリーズに進出してもらいたいですね」
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