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保土ケ谷区版 公開:2014年10月2日 エリアトップへ

区内各所で防災訓練 実践で学び、いざに備える

社会

公開:2014年10月2日

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菅田配水池初の防災訓練
菅田配水池初の防災訓練

 区内・上菅田町にある「菅田配水池」と、川島町の「くぬぎ台団地周辺」で防災訓練が相次いで行われ、各会場では近隣住民などがいざという時の対処法などを学んでいた。

給水をスムーズに

 災害時には、飲み水などを直接配給する拠点にもなる「菅田配水池」での訓練は9月19日に実施。同所が主体となり近隣住民向けの訓練を行ったのは今回が初めて。当日は区民など30人が参加。給水車から実際に生活用水を受け取る訓練などを実施した。また「緊急時にどんな入れ物が重宝するのか?」という講話では水道局担当者が「ビニール袋を使えばデイパックなどでも代用できます」と説明。参加者は「参考になった。運搬や保管方法も改めて考えたい」などと感想を話していた。

 ほかにも消火器を使った体験型の訓練や、災害時の仮設トイレの解説も行われた。横浜市水道局の杉野政一センター長は「いつ災害が起きてもおかしくない。自助の部分だけでも、備蓄をお願いしたい」と住民に注意を呼びかけていた。

避難までを模擬演習

 また9月28日には、くぬぎ台団地周辺で避難訓練が行われ、近隣にある10の自治会・町内会に所属する会員など約400人が参加。

 当日は”震度7クラスの地震が発生した”という想定の下、より実践的な訓練を展開。町内に数カ所設置されている広報用のスピーカーを活用して避難を呼びかけるメッセージを放送したほか、特設の「FMラジオ局」も開設。電波を通して注意を呼びかけるテストなども行われた。その後、毎年行われる人命救助などの体験型訓練も実施。今回、初めて聴覚に障害を持つ人も参加し、心臓マッサージなどの説明を手話で通訳され、練習する姿も見られた。 くぬぎ台団地自治会の鈴木方規会長は、「まずは自分の身の安全を確保したうえで、自助共助の精神を大切にし、地域の繋がりを作っていきたい」と話す。

避難所に集まる住民ら
避難所に集まる住民ら

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