常盤台連町、HP(ホームページ)を作成 自治会情報を適時発信
常盤台地区連合町内会(有澤文紀会長)は、同会の情報を載せたホームページを作成し、8月から公開を始めている。区内の連合自治会・町内会では初の試み。現在はイベントの様子や告知を掲載しているが、今後は所属する各自治会と町内会の情報も発信していく。
この取り組みは、常盤台地区連合町内会が昨年、40周年記念誌を発行したことを契機に、周年だけでなく、地域の変化や情報を即時に発信したいという住民らの意見から始まった。同会では、これまで情報発信に回覧板や掲示板を使用してきたが、紙を使った広報では過去に見たものを再度確認することができず、また掲載できる情報量にも限度があったという。そこで有志により「連町ホームページ部会」が結成され、2月から作成を開始、8月の公開に至った。「ホームページを使うことで、多彩な写真を掲載できる上、過去のイベントなどを振り返ることができる。手軽に見ることができるので、地域の方にも利用してほしい」と同部会の大内田義勝さんは話す。
ホームページ内では、最新のニュースが大きく掲載され、利用者がイベントの予定や同会の呼びかけなどを確認できる。ほかにも有澤会長のメッセージや地域ケアプラザなどの関連施設、連合町内会の各部会のページが項目ごとに分けられている。
今月からは、回覧板や掲示板などを使い、ホームページの存在と活用の周知を図ると共に、今後は各部会のブログのコメント欄や掲示板などで、住民が参加できるような仕組みも作っていきたいという。
連携の動きも
こうした中、既に閲覧し、常盤台地区連合町内会と連携を図ろうと連絡してくる人も出てきた。先日、横浜国立大学がホームページを通じて同会が防災備蓄庫を所有していることを知り、見学を申し込むなど、学生と地域をつなげる動きもある。有澤会長は「ホームページはイベントや防災などの情報を地域の人々で共有できるツール。それを使って何ができるかを考えていきたい」としている。
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