神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2015年7月2日 エリアトップへ

女子学生が消防団入団 西谷在住の落合真子さん

社会

公開:2015年7月2日

  • LINE
  • hatena

 地域防災の担い手「消防団員」の高齢化、担い手不足が全国的に問題視される中、西谷町を管轄する保土ケ消防団の第四分団に落合真子さん(18)=写真=が入団した。消防署では待望の若手女性団員誕生に「若い世代や女性が消防団活動に参加してもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。

 近年、少子高齢化や会社勤めの団員の増加が進み、全国的に人員の確保や活動への参加時間の減少が課題とされている。保土ケ谷区内でも定員数400人対し充足率は84・2%と15%程度不足している状態にあり、保土ケ谷消防署では横浜市全体の充足率86・2%を第一目標に団員募集を強化。そのキーのひとつとなるのが4月1日現在、全隊員の1割強を占めている「女性団員」の拡大だ。

 落合さんは地元商店街の近くに暮らしていたこともあり、幼少期から地域との関わりが深く「消防団は身近な存在だった」という。高校生時代にボランティア活動に参加する中、「地域の人たちを守りたい」という思いを抱くようになり地元消防団の門を叩いた。

 区内最年少の団員として活動する現在は、看護師を目指し平日は専門学校に通いながら週末の新人研修・訓練に参加し、放水用ホースの操作法や応急救護術など防火防災技術を学び、有事の際の地域防災の担い手として求められる基礎技術の習得に努めている。

 第四分団長の高橋明弘さんは「若い女性にとっては大変な仕事だとは思うがありがたい。今後、落合さんのような方が増えれば」と団員不足解消に期待を寄せ、落合さんは「頑張っていきたい。消防団活動に少しでも興味があれば、話だけでも聞いてほしい」と話している。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

運転手不足で減便続く

市営バス

運転手不足で減便続く

住民から困惑の声

4月25日

「地場ワイン」今年も上々

「地場ワイン」今年も上々

原料は川島町のぶどう

4月18日

保土ケ谷は50年で25%減

横浜市将来人口推計

保土ケ谷は50年で25%減

世帯数は2割ほど減少の見通し

4月18日

商店街舞台の演劇企画

元宝塚歌劇団大洋あゆ夢さん

商店街舞台の演劇企画

役者募集、町おこしに一手

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook