仏向町で栽培されたジャガイモを原材料とし「ほどじゃが焼酎」の名で親しまれてきた地場焼酎が製造開始から10年を迎え、名称やラベルデザインを一新し「四百年の夢(おもい)」として販売されることが決まった。
明治から昭和にかけて、ジャガイモの種芋産地として全国的に名を馳せていた保土ケ谷の歴史をより多くの人に周知できればと、区制80年を記念した事業として「ほどじゃが焼酎」は2006年に誕生した。今年、製造開始から10年と節目となることから「ほどじゃが焼酎の会」と「横浜小売酒販組合保土ケ谷支所」は今春、新しいラベルデザインと名称を公募。デザイン部門に20点、名称部門には30点の応募が寄せられ7月に選考会が開かれ新デザインと新名称を選定した。
その後、商標登録など事務手続きを進め、8月末に開かれた会合で新ラベルが発表され、デザイン、名称ともに区内在住の軽部紘一さんが手掛けた作品が新たなラベルに採用された。
製造開始当初からこの取り組みに関わり、新ラベルの選考委員も務めた焼酎の会の金子宣治会長は「宿場が成立した1601年以降とこれからの各400年の保土ケ谷に思いを馳せながらこの焼酎を飲んでいただければ」と話している。「四百年の夢」は720ミリリットルと300ミリリットル瓶、2種類が用意され、10月17日に開催される区民まつりから区内の小売店で販売される。
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