乳幼児を育てるママたちが企画した『やってみなくちゃわからない!こどもと一緒の避難所生活』講座が6日、保土ケ谷公会堂で開催され、10月下旬に公共施設で避難所1泊体験をした=写真=母親らが、体験でわかったことや、東日本大震災の仙台の事例を基に、今の自分たちの生活に合った防災を考えた。
前半は横浜市立大学国際都市学系まちづくりコース准教授の三輪律江さんが、「毎日のおさんぽから防災・減災行動につなげてみよう」をテーマに講演。三輪さんは保育施設と協働し、散歩の時間を使っての防災マークマップづくりや、地域とのつながりを深める仕組みづくりを進めている。「日々の散歩で防災拠点への複数のルートを確認してほしい」と話し、「お散歩でよく会うご近所さんにも声をかけ顔見知りを増やすこと」などアドバイスした。
後半は、母親たちが今できる減災運動を考え、「お散歩しながら防災マップを作る」「近所に知り合いをつくる」「地域の防災訓練に参加する」などの意見が挙がった。講座を終えた参加者は、「宿泊体験をしたことで、防災を具体的に考えられるようになった」と話していた。
■本紙では12月中旬から、保土ケ谷区在住のイラストライターたかえみちこさんによる「こどもと一緒の避難所体験観察レポ」を連載。公共施設で避難所体験をした親子の様子を、たかえさんのイラストでお伝えします。お楽しみに。
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