桜丘高校(中島久男校長)で13日、横浜市教育委員会と横浜市選挙管理委員会による選挙に関する出前講座が行われた。
これは横浜市が高校生を対象に進める「主権者教育」の一環。この日は選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる参院選(22日公示、7月10日投開票)を前に、これから新たな有権者となる同校3年生が映写機や冊子を使い、一票の重さを学んだ。
市選管事務局によると、横浜市内の18歳・19歳の新有権者は約7万人。前回の参院選(選挙区)の当選者と次点者の票の差が1万6千票だったことを受け、生徒らが持つ票の力を強調した。
さらに前回の参院選で市内の無効票が3万6863票あったことを受け、投票の仕方についても実例を元に解説。講師を務めた市選管選挙部の橋本幹雄課長は「イケメン議員でも応援メッセージやハートマークなどは書かないように」とユーモアを交えながら、正しい投票方法を紹介した。
また、橋本課長は「投票して終わりではなく、選挙に行った後が大事。自分が責任を持って投票した議員が、どんな動きをしていくのか政治に関心を」と呼びかけた。受講した生徒からは「自分の1票の重さを実感した」「正しい投票方法を学ぶことができ、不安が少なくなった」「しっかり投票に行こうと思った」といった声が寄せられた。
同校では7月8日(金)に模擬投票も予定されている。
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