くぬぎ台団地自治会の鈴木方規会長ら5人が6月29日、熊本市の東京事務所を訪れ、団地内で募った熊本地震の義援金を平井英虎所長に手渡した。
同自治会では4月14日の発災後、役員らが話し合いの場を持ち、「何らかの形での支援する」方針を決定。当初は物資提供も検討されたが報道などを通じ被災地に物資が数多く寄せられていることから、義援金で支援することとし、5月初旬から全1033所帯に協力を呼びかけていた。
この呼びかけに約700所帯が応じ集まった義援金は27万200円。この日、くぬぎ台団地の住民の思いを届けた鈴木会長は「被災地の甚大な被害を考えると些細な金額だが、再建に立ち向かっている方々の支援、復興への一助に少しでもつがなればと願っている」とし、浄財を受け取った平井所長は「大分揺れは収まった。このような温かい思いを大変嬉しく感謝したい」と話した。
熊本県などの発表によると、最大震度7の揺れに2度襲われた熊本県内では住宅被害は14万棟を超え、震災から2カ月半が経った今でも6千人近い人が避難所での生活を余儀なくされている。
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