保土ケ谷区内各地区の連合町内会長で構成される『保土ケ谷区連合町内会長連絡会』の会長に、6月から畑尻明さんが就任した。「区の”いつまでも住み続けたいまち ほどがや”のキャッチコピーに大変共感している。更にこの取り組みを躍進させたい」と地元への深い想いを語り、「地区の横のつながりを深めていきたい」と意気込んだ。
7月5日現在、区内には20の地区連合自治会町内会があり、単位自治会町内会数は196。保土ケ谷区の加入率は78・3%(2015年度)で、全市平均の75・5%に比べると高いものの、年々加入率は減少している。「加入促進には注力したい」と話し、「自治会に加入すれば行政からの情報が確実に入り、ごみ集積所の利用や災害時の助け合いなど大きな力を発揮できる」とそのメリットを説明する。
問題解決迅速に
保土ケ谷区では、3年前から地区連合ごとに区役所の部課長が1人ずつ担当する地区担当制を実施している。畑尻会長は「各地区の会合に出席してもらうことで、問題解決のスピードが速くなった」とその効果を実感する。さらに今年度からは係長級のサブリーダーも配置し二人体制になったことで、「地区と区がより密接になる」と期待を寄せる。
また毎月の区連会議の前には4〜5地区の会長と区長と副区長が、課題や情報を共有する機会も設けた。「近くの地区を同じグループにしたことで情報交換の場になり、区に生の声を届ける良い機会にもなる」と話す。
和気あいあいと
来年は区制90周年を迎える。「各地区の皆さん、諸団体と連携して、次の100周年を見据えたものにしていきたい」と意気込む。これまでの地域活動の経験から、自らが仲間と楽しく動くことでチーム内に良い空気を生みだすと実感してきた。「やるからには、お互いを理解し和気あいあいと楽しみたい。誠心誠意役職を務めたい」と思いを語る。
この時期は各地区で夏祭りも開催中。「近所に顔見知りを増やす良い機会。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。
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