石川県で8月末に行われた「第45回全国中学校ハンドボール大会」で岩崎中学校の女子ハンドボール部=写真=がベスト8入りした。さらに、今年度の成績が評価され、JOCジュニアオリンピックカップの神奈川県選抜メンバーに同校から男女13人が選出された。
全国から集った強豪20校が凌ぎを削った今大会。同校は早いパス回しでゴールを攻める基本スタイルと積極的に相手のボールを奪う攻撃的な守備を兼ねた「堅守速攻」のスタイルを武器に「全国制覇」を目指した。
1、2回戦を競り勝ち迎えた3回戦で熊本県の強豪校と対戦。3点差で惜敗したものの、春の大会に続く2期連続のベスト8入りを果たした。部長の兼弘芽生さん(3年)は「攻撃で相手にタイミングをとられ、決定打を逃してしまった」と敗因を分析。一方で、それまで成功率が低かったロングシュートの精度が上がるなど試合終了間際まで成長が見られたという。
キャプテンの森夢帆さん(3年)は「メダルまであと一歩だっただけに悔しい。同じベスト8でも春は悔いが残る試合だったが、今回はやってきたことをぶつけることができた」と振り返り、「熱意をもって厳しく指導してくれた先生や家族に恩返しするために、ここまで頑張ることができた」と感謝した。
JOCメンバーに男女あわせ13人
将来、五輪や世界選手権等に日本代表選手として活躍する可能性がある人材の発掘と育成を目的としたJOCジュニアオリンピックカップ。大会には各地区の有望株で構成される選抜チームが出場するが、今春と今夏の大会での活躍を受け、神奈川県選抜チームに同部女子チームから7人が選ばれた。
また今春の全国大会に出場した男子チームからも6人が県選抜メンバーに名を連ねた。メンバーらは「リベンジとチャレンジを兼ね全国制覇したい」と意気込んでいる。
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