先月、愛媛県で行われた「第45回全国消防救助技術大会」に、保土ケ谷消防署の西谷消防出張所から特別救助隊員が初出場し、日頃の訓練成果を披露した。
出場した選手は、小川直哉さん、伊藤正人さん、渡辺謙司さん、早川大貴さん、森野亮二さんの5人。マンホールなど地下での災害を想定し、塔上からロープを使い要救助者を救出後、脱出する「引揚救助」で救助技術とタイムを競った。21チームが競う県大会では1位通過し、続く関東大会でも24チーム中3位に入賞。全国消防協会による標準所要時間は2分30秒だが、今回初となる全国大会の舞台で1分30秒を記録し入賞した。
チームの指揮を執った小川さんは「毎日タイムを計っては反省点を話し合い、安定して良い記録が出せるよう一つずつ目標を設定した」と振り返る。大会前は、災害出動しながら昼夜を問わず訓練を行ったという。
小川さんらは「日頃の努力の積み重ねや選手全員の向上心がこうして結果となって現れ、心身共に充実感で溢れている。救助隊員としての強いプライドを胸に、地域住民の皆様にさらなる安心・安全な環境を提供できるよう、より一層努力を重ね、日本を代表する特別救助隊員として活躍していきます」と意気込みを新たにした。
|
<PR>
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>