保土ケ谷区版 掲載号:2017年4月13日号 エリアトップへ

70年で初めて見たソテツの実 今井町の細野さん宅で

社会

掲載号:2017年4月13日号

  • LINE
  • hatena
雄花を手に持つ充孝さんと雅子さん、枯れて茶色くなった雌花の中には多数の赤い種子(上)、60年前の写真の左奥に小さなソテツが(下)
雄花を手に持つ充孝さんと雅子さん、枯れて茶色くなった雌花の中には多数の赤い種子(上)、60年前の写真の左奥に小さなソテツが(下)

 今井町の細野充孝さん(72)宅で、庭に植えてから70年余り経ち初めて実をつけたソテツを、3月1日号の自治会の広報紙『いまい』で報じたところ反響を呼んだ。自治会長の高野(こうの)彦市さんが、「今井だけのネタにするにはもったいない。ぜひ区民に知らせたい」と当紙に情報を寄せたのは3月。記者が細野さん宅を訪れたときは、すでに茶色く枯れてしまっていたが、ソテツ以外にも家の周りには昔の今井の様子が随所に残され、家族を大切に思う細野さん夫婦の姿が垣間見られた。

 この実は正しくは種子で、ソテツは雄花と雌花が別の株につき、雄花は円柱形に、雌花は上部が羽状にさけ多数集まって球形になる。「今まで実をつけたことがないソテツが急に実をつけたから近所の人もみんな驚いていた」と話す充孝さん。16年前に家を建て替える際に、日当たりのよい場所に植え替えたのがよかったのか、特に手をかけるわけでもなく突然実をつけたという。 

 もともとソテツは充孝さんの両親が植えた。小学校6年のときに撮影した写真にはすでに雌株が写っており、「雄株はもっと古いから80年前かな」と充孝さんは語る。庭にはこのほかにも、充孝さんのお母さんが食べたみかんの種を庭に植えたら生えてきたというみかんの木もある。「最初はとてもすっぱくて食べられなかったけど、年々甘くなった。今では近所の人も楽しみにしていて毎年マーマレードを作っている」と雅子さんは話す。またお茶の木もあり、「新茶は天ぷらにして食べるのが最高においしい」と言う。

 高野自治会長は「昔の今井の農家にはお茶の木があったが、建て替えにともない伐採することが多い。細野さんはしっかり庭の植物を残していて、昔の今井がそのまま残っている」と話していた。

ソテツを報じる自治会広報紙「いまい」
ソテツを報じる自治会広報紙「いまい」

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

コロナで販路減り苦境に

横浜市内障害者施設

コロナで販路減り苦境に 社会

仲介組織が下支え

6月17日号

防犯に声で協力

横浜FCシーガルズ

防犯に声で協力 スポーツ

選手らに感謝状

6月17日号

行政書士による無料相談会

行政書士による無料相談会 社会

電話で対応6月25日

6月17日号

自由通路に鮭 「群泳」

星川駅

自由通路に鮭 「群泳」 社会

区内の園児ら力作ズラリ

6月17日号

「美味しいお米になぁれ」

「美味しいお米になぁれ」 社会

区内唯一の水田で田植え

6月17日号

名門程ヶ谷CCが県民デー

名門程ヶ谷CCが県民デー スポーツ

7・8月対象日が特別料金

6月17日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月17日0:00更新

  • 6月3日0:00更新

  • 5月20日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年6月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter