保土ケ谷中学校(窪田智明校長)の2年生の生徒337人が11月30日、市内のおよそ120の事業所で職場体験学習を行った。
このうち、同校の近くにある襖の貼り替えや掛軸などの修復を手掛けている「経師ひらいし」(東川島町)でも3人の生徒を受け入れ、この日は生徒の書作品を掛軸に表装する作業を体験した。
作業は9時から始まり、約6時間かけて作成したが尺目盛の定規や糊付けに使用する刷毛など、普段では使用することのない道具に生徒たちは「難しい」と苦戦しつつも平石修さん、匠さん親子の指導を受けながら真剣な眼差しで掛軸を表装していった。
自身も保土ケ谷中の卒業生でもある平石修さんは「遊びと違って仕事は簡単そうに見えて簡単ではない。ひとつひとつ丁寧に積み重ねてやることで仕事の大変さを学んでいってくれれば」と話した。
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