神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2018年9月27日 エリアトップへ

「近居」という選択肢 取材協力:UR都市機構 大塚さん

経済

公開:2018年9月27日

  • LINE
  • hatena
インタビューを受ける大塚さん
インタビューを受ける大塚さん

 家族3世代が絆を深めていく上で大切となる住まいの在り方の一つに「近居」というライフスタイルがある。そこで近居を推進するUR都市機構の大塚英也さんにインタビューを行った。

 ――近居について教えてください

 「近居とは『住居が異なる親世帯と子世帯が日常的に往来できる範囲で居住すること』と考えています。家族間の同居・近居が注目されるようになったきっかけは、2011年3月11日に発生した東日本大震災です。帰宅困難や家族間で連絡がとれない問題に直面し、同居・近居が注目されるようになり、当機構では『近居割』という入居制度(5年間、家賃5%を減額)を導入致しました」

 ――近居するメリットは何ですか

 「現在日本では、少子高齢化や女性の社会進出が進んでいます。2世帯家族が近くに住む近居は、災害時や緊急時にすぐ会いに行くことのできる安心感はもちろん、子世帯が抱える子育ての悩みや親世帯の介護不安を距離が近いことで、互いに助け合える利点があります」

 ――実際の家族の声はありますか

 「当機構で子育て世代に向けて実施したアンケート調査では、親と近居するメリットとして『親に孫の成長を見せられる』や『同居ではなく程よい距離感のため干渉が少なく良好な関係でいられる』などが挙げられています」

 今回取材したUR都市機構のほか、国・自治体やハウスメーカーなどの民間企業で近居を提案する取り組みが出てきている。住まいを考える一つの選択肢として家族皆さんで話し合ってみてはいかがだろうか。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

初夏の里山観察

参加者募集

初夏の里山観察

カーリットの森で5月

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook