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患者負担の少ない「心臓MRI」 狭心症・心筋梗塞の発見も
気温が下がってくると交感神経が活発になり心臓の仕事量が増えるため心疾患のリスクが増してくる。心筋梗塞の前段階の疾患ともいえる狭心症の有無を事前に把握して置くことが重要だ。昨春、最新型のMRI装置を導入した横浜保土ケ谷中央病院循環器内科の小林俊一医師=写真=は「患者さんの負担が少なく心臓の状態を調べることができる」と心臓MRI検査の有効性を話す。
早期発見
これまでであれば入院が必要なカテーテル手術やCTによる検査が一般的だったが、磁気の力を使い体内の状態を撮影するMRIは放射線被ばくの心配もない。通常の健康診断で行う心電図やレントゲンでは把握することができない心臓の血管の狭くなっている部分を確認することができ、冠動脈の状態を詳細に把握することができ早期に発見されたことで発症前に治療を施すことができるケースもあるという。
チェックポイント
【1】心電図で異常を指摘された【2】家族に心臓病の人がいる【3】健診で高血圧や糖尿病、高コレステロール血しょうを指摘された【4】喫煙習慣がある―小林医師はこのうち2項目に当てはまる人は検査を受けるべきだとしている。
「カテーテルやCTはそれなりのリスクが伴う。新装置の導入で可能になった心臓MRIで検査すべき閾値の幅が広がった。『胸に痛みがある』など心配な場合に検査を受けることをお勧めしたい」と話す。検査は20分ほどで終了し、翌日以降の外来で結果が報告される。
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