神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2019年1月31日 エリアトップへ

狩場町 みんなの食堂を開設 区内8カ所目 住民のニーズを形に

社会

公開:2019年1月31日

  • LINE
  • hatena
開設当日は幅広い世代が集った
開設当日は幅広い世代が集った

 保土ケ谷地区ほっとなまちづくり実行委員会(高橋景委員長)が1月23日、狩場町東部自治会館に子どもからお年寄りまで集まって夕食を囲む「みんなでキッチン」を開設した。区内では8カ所目の開設で、同地区の地域活動に積極的な人々が集まり、意見交換を重ねての開設となった。

アンケートで地域の担い手募る

 同地区では区が福祉保健などの地域課題解決に向け区民と事業者、公的機関が協働して取り組む「地域福祉保健計画」(保土ケ谷ほっとなまちづくり)のもと、3年前に実行委員会を立ち上げた。

 同委員会は地区内の今後の担い手づくり不足という課題に取り組むため、地域内にどのような趣味や特技をもった人がいるのか、地域の今後を担ってくれる人がどのくらいいるのかを把握しようと、2017年の1月から3月にかけて地区内約3500戸の世帯にアンケートを実施。その結果、88人が「地域活動に関心がある」と回答したという。

 その後、協力に名乗り出た人に呼びかけ、地域を良くするために何ができるのか、アイディアや意見を交換し合う「交流の会」を定期に行い、議論を重ねてきた。その中で、幅広い世代の地域住民が気軽に集まって食事をしながら触れ合える場としての「食堂」立ち上げの声があがり、半年ほど前から開設に向けて入念に準備を進めてきた。

世代を超えた憩いの場に

 この日の開設式には佐野威保土ケ谷地区連合自治会長や支援チームなどの関係者や親子連れから高齢者まで多くの世代の地域住民が参加し、開所を祝福。食堂のスタッフが作ったカレーなどを食べながら楽しく交流していた。高橋委員長は「3年前の立ち上げから本日の開所まで協力してくれた多くの人に感謝したい」とこれまでを振り返り、「これをきっかけとして地域のこれからを担ってくれる人がより参加してくれるようになってくれれば」と期待した。

 みんなでキッチンは毎月第4水曜日の午後5時から7時まで開催。子ども100円、大人は300円で利用することができる。
 

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

運転手不足で減便続く

市営バス

運転手不足で減便続く

住民から困惑の声

4月25日

「地場ワイン」今年も上々

「地場ワイン」今年も上々

原料は川島町のぶどう

4月18日

保土ケ谷は50年で25%減

横浜市将来人口推計

保土ケ谷は50年で25%減

世帯数は2割ほど減少の見通し

4月18日

商店街舞台の演劇企画

元宝塚歌劇団大洋あゆ夢さん

商店街舞台の演劇企画

役者募集、町おこしに一手

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook