保土ケ谷交通安全協会(板橋悟会長)はこのほど、約20年間にわたり交通安全活動の普及に使用されていた旧広報車に代わり、新広報車を導入した。区内の交通事故防止の啓発へ効果的な広報が期待される。
同協会は地域のおける交通安全の普及高揚や交通事故防止に寄与することを目的に1958年に設立。区内の小学生を対象に「はまっこ交通安全教室」の開催や、国道1号線や環状2号線などの主要道路で交通安全を呼びかけるキャンペーンなど、精力的に行っている。
同協会が保有していた旧広報車は交通安全教室開催で使うダミー人形や信号機材などの物資搬送、毎月の交通安全日の広報活動等で約20年にわたって活躍してきた。ところが、老朽化に伴い故障や修理が増えてきている事から、昨年春から新広報車購入の寄付金を呼びかけてきた。こうした呼びかけに対して57の法人及び個人から合計201万円の寄付金が寄せられ、目標としていた200万円と超え、新広報車の導入に至った。
寄付者に感謝状を贈呈
5月下旬、天王町のモンテファーレで行われた同協会の定期総会後の懇親会で新広報車購入に寄付した団体及び個人に感謝状が贈られ、板橋会長から一人ひとりに感謝状が贈呈されると、会場からは大きな拍手が湧き起こった。板橋会長は「多くの方々のご厚意で200万円を超える寄付が寄せられた。一人ひとりの心を大切に新広報車を扱っていきたい」と話した。新広報車の車種は日産のNV200バネットで今年の2月に納車。3月から運用を開始し、区内の小学校を中心に交通安全活動を展開している。
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