9月に開幕するラグビーワールドカップや来年の東京五輪・パラリンピックなどといった、大規模イベントを前にJR保土ヶ谷駅で7月26日、テロ対策訓練が行われ、東日本旅客鉄道株式会社、保土ケ谷警察署、保土ケ谷消防署、保土ケ谷消防団の計約60人が参加した。
訓練は同駅のホーム上で刃物を持った男が乗客を襲い、複数の負傷者が発生。110番通報で駆け付けた警察署員が男の身柄を確保したのち、救急隊員が負傷者を仮救護所へ運び、「トリアージ」と呼ばれる災害発生時に多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて黒、赤、緑、黄色のタグをつけて治療優先度を決め、スムーズに救急搬送する流れなどを確認した。
宮代徹保土ケ谷消防署長は「国際的なイベントを前に盛り上がりを見せている中、いつどこで事件や事故が起きてもおかしくない。その中で関係機関が連携して度重ね訓練を行うことで区民の安心、安全につながる」と今回の訓練を講評した。
同駅での訓練は昨年10月にも実施しており、テロへの対応力向上へ関係各署での連携強化を図っている。
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