高齢者の買い物支援の取り組みを運営している仏向地区社会協議会(根本稔会長)が「トヨタ・モビリティ基金」の助成を受け、今回新たな車両を購入。10月4日に仏向地域ケアプラザで出発式が行われた。
山や坂が多く、高齢化が進む仏向地区では移動支援を行おうと仏向地区の7つの自治会や同ケアプラザなどから構成される「移動手段を0から考える会」を2年ほど前に設立。70歳以上の高齢者を対象とした病院送迎支援や買い物支援を目的とした「ふれあいワゴン」の運用を行っている。しかし、「ふれあいワゴン」の運用にあたっては車両が同地域ケアプラザの所有であることや職員のみの運転など、運用面において課題も残されていた。そこで、同地域ケアプラザが公共交通の縮小によって発生した移動課題の解決に取り組む「トヨタ・モビリティ基金」に着目。応募した結果、補助金助成を受けることが決まり、ふれあいワゴンの運営主体である仏向地区社協が新たな車両を購入。運用面の課題が解消されることとなった。
式典で根本会長は「これまでは車両の運用面で制限されていたが、今回新たに車両を導入し、運転ボランティアが担うことで運行回数や活用に幅が広がる。現在、1カ月に1回の運用だが、1週間に1回運転できるようにしていきたい」と期待を寄せた。式典後には、早速新車両での運行が始まり、多くの関係者がフラワーシャワーで見送り、祝った。
11月に運転ボラ養成講座
同地域ケアプラザでは11月9日(土)に行われる運転ボランティア養成講座の参加者を募集している。午前9時30分から午後3時まで。参加費は無料で定員は10人。申し込み方法は電話か来館で受け付ける。当日は仏向地区でのボランティア紹介や講義を行ったのち、運転実習を行う(昼食付)。申し込み、問い合わせは同地域ケアプラザ【電話】045・336・1565へ。
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