横浜市とパートナー都市提携を結んでいるドイツ・フランクフルト市のペーター・フェルトマン市長ら関係者が12月9日、市立桜丘高等学校(古谷信隆校長)を訪問し、意見交換会を行った。同市の市長が同校を訪問したのは初めて。
横浜市は2011年、経済、地球温暖化対策、文化芸術創造都市の分野において両市の課題解決や活性化を目的とし市民、特に若い世代の交流促進を目指す「パートナー都市」としてフランクフルト市と提携。それ以降、両市は企業誘致や観光誘客、市民団体による高校生のフランクフルト派遣などの交流事業を展開している。
こうした取り組みの一環として、市立桜丘高等学校は17年秋にフランクフルト市の総合高校シューレ・アム・リード(クリストフ・ガンツ校長)と海外姉妹校として提携を締結。これまで生徒を相互に派遣し、市内散策や両校生徒によるディスカッションなどを通じ、相互理解を深めている。
この日はフェルトマン市長やガンツ校長をはじめ、約20人の関係者が同校を見学。途中同校の生徒がドイツ国旗を掲げながら歓迎すると拍手が沸き起こり、中には再会を喜ぶ人の姿もあった。
その後、同校の教職員と今後の相互派遣に関し、意見交換会が行われた。古谷校長は「生徒同士で国を超えた相互理解を深める活動を展開している。今後も持続可能なものとして両校の絆を深めていければ」と話し、フェルトマン市長は「生徒たちと再会できて嬉しく思う。両校の交流が深まり、次世代の社会と文化を豊かなものにしていきたい」と語った。
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