市立日枝小学校4年2組の児童は、総合学習の時間を活用し、環境保全について学習。SDGsの普及に取り組む太陽光・リフォーム会社「太陽住建」=南区=の社員から自然保護につながる活動を教わり、学習への理解を深めている。
「ストロー」ヒントに
児童は、校内の給食でストローを使わない上級生に着目。総合学習の時間で、その理由を調べると、プラスチックごみが海の生態系を脅かしていることなどを知った。神奈川県が使い捨てのプラごみの削減などを目標に掲げる「プラごみゼロ宣言」に賛同していることも学習への意欲を高めるきっかけとなった。
授業を通し、プラごみを減らすために何ができるかを話し合った。自分たちを「ぽい捨てNG!プラスチックごみゼロ宣言4年2組おたすけ隊」と名乗り、環境保全に貢献している企業の取り組みを学び、エコロジーへの関心を持つことが海の生き物をはじめ、自然環境の改善に役立つと考え、年間を通して勉強することにした。
授業で学んだことを生活の中で実践しようと、中区の臨港パークや茅ヶ崎海岸などの海辺でごみ拾いを実施。ごみが放棄されている現状を実際に目で確かめ、清掃活動に力を入れてきた。
学校には、ペットボトルの飲料ではなく、水筒やタンブラーを持参。プラスチックごみ削減に率先して取り組んでいる。これらの取り組みは、SDGsの目標「海の豊かさを守ろう」や「気候変動に具体的な対策を」などに当てはまる。
昨年11月には蒔田公園であったイベント内で多くの人を前に、これまでの学習を発表するなど、活動は広がりをみせる。
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