「スタンドパイプ式初期消火器具」の合同訓練会が11月8日、狩場町の市資源循環局保土ケ谷工場で実施され、区内の14自治会・町内会から15チームが参加した。
「スタンドパイプ式初期消火器具」は消火栓の水やホース等を活用して初期消火活動を行うための器具。軽量化したホースや操作が容易なノズルを導入しているので、一般の人でも比較的簡単に放水活動ができる。持ち運びが可能で、大規模震災時等に地域で発生してしまった火災の拡大防止など、広範囲での活躍が期待されている。
自治会・町内会を対象とした訓練会の実施は、区内では今回が初めて。今回の訓練は、地域で発生した火災の初期消火を、地域住民が協力して迅速に行えるようになることを目的に、11月9日から15日まで全国一斉に実施された「秋の火災予防運動」に合わせて企画された。
参加者は4人1組で協力しながら器具を操作。前方の標的に向かって安全・確実に放水できるよう訓練した。参加者からは「訓練したことで、いざという時に体が動くと思う」「こうした訓練会を契機に、訓練に参加する人がさらに増えてほしい」などの声があがっていた。
同訓練会は、来年度以降も継続して開催していく予定。
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