仏向町の銭湯「横浜温泉黄金湯」で富士山をさまざまな地域・角度から描いた、葛飾北斎の最高傑作「富嶽三十六景」が展示されている=写真。
昨秋、県浴場組合のイベントで作った幟のデザインに三十六景のひとつ「神奈川沖浪裏」を採用。同湯の店主・佐藤弘幸さんは「絵を見ながらお風呂を楽しんでもらえれば」と考えた。印刷業者に相談し、三十六景の46図をアクリル板に印刷。浴場内でも問題ない形で観覧できるよう仕上げた。
現在は男湯には相州、女湯には駿州周辺の絵図をそれぞれ14枚展示。一部は背面にLEDライトが埋め込まれ、夕刻からは絵図が浮かびあがる。佐藤さんは「こんな時だからこそ、北斎の傑作を楽しんでいただきながら体を温めてもらえれば」と話している。
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