保土ケ谷区青少年指導員連絡協議会の白石勝己会長(73・桜ケ丘在住)が内閣府の「チャイルド・ユースサポート章」を受章した。子どもや若者の育成支援につながる優良な活動を広く紹介することを目的としたもので、青少年指導員が国から表彰を受けるのは市内では初めてだという。
白石さんはサラリーマンとして会社勤めをしていた32歳のとき、地元自治会長から推薦されたことをきっかけに横浜市青少年指導員に加入。2004年からは保土ケ谷区青少年指導員連絡協議会の会長も務め、子どもたちの健全育成のための活動に尽力してきた。活動歴は、転勤中を除き34年間に渡る。
区内の中学・高校に積極的に働きかけながら、生徒と青少年指導員が一体となり10年以上継続して開催している「ほどがやバンドバトル」のほか、「ほどがやダンスパフォーマンス」の開催や青少年の地域活動拠点との関わりなど、時に指導員としての枠をこえて、幅広く活躍する姿が評価された。
受章の喜びを「大変光栄なこと。これまで一緒に活動してくれた仲間や行政の協力のおかげ」と語る白石さん。原動力は「子どもたちの笑顔と『ありがとう』の言葉」だという。子どもの数の減少や、地域との関係の希薄化、コロナ禍など、青少年とその家族を取り巻く環境は日々変化しているが「子ども達に『地域にはいつも応援してくれる大人がたくさんいる』と感じてもらえるよう、活動を続けていきたい」と話した。
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