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業界イメージ刷新へ挑む新進気鋭の若手社長 株式会社タイシン工業
「業界のイメージを変えたいんです」。そう語るのは空調設備や内装、解体、フロン回収の工事等を担う(株)タイシン工業の櫻田泰代表だ。人手不足が叫ばれる建設業界。「キツイ・汚い・危険といった印象を私たちでなくしたい」。36歳の若きトップが舵を切る同社は創業5年、今では億越えの売り上げを誇るほど右肩上がりで成長を続けている。
総勢11人のスタッフは20〜30代がメインだが、若い会社と侮るなかれ。大小含め年間約200件の現場で培った経験と確かな技術に加え、対応も誠実。協力会社も多数だ。櫻田代表は「社員全員エネルギッシュ。機動力があるのでご依頼にすぐ対応できるのが強み」と分析。業務用・家庭用エアコンやリフォームなど「お困りのことは何でも相談して欲しい」と頼もしい。
空手講師と二足の草鞋
9歳から中学卒業まで、伝統派空手で汗を流した。30歳で極真空手で格闘技の道に戻った後、K-1ジムに移りフルコンタクト空手で黒帯を取得。昨年には鴨居にグループ初の空手教室「K-1空手鴨居スクール」をオープンした。現役K-1選手の指導も受けられるとあり、多くの会員で賑わっている。
「子どもが一人で帯を結べるようになったり―。小さな成功の積み重ねを手助けできることがやりがい」。指導者として、発見と充実の日々が続く。
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