社会課題解決に向け中高生世代が取り組む「シティズンシップトライアル」の活動報告会が2月末に公会堂で開かれた。
地域住民らを前にプロジェクトに参加する7人はこの日、それぞれが夏場から半年間、向き合ってきた社会課題の現状と若者ならではの目線で見出した解決策などを発表した。
コロナ禍の生徒に「挑戦できる場を」
コロナ禍で課外活動の中止が相次ぎ「生徒たちの新たな目標となる、挑戦できる場を作りたい」と天王町にある青少年の地域活動拠点「ハッピースクエア」を運営するNPO法人リロードがプロジェクトを企画。この日は「CO2排出による環境破壊」「高齢者の孤立」といった社会が抱える課題に対し、具体的なアクションを示した。
「CO2排出抑制」について発表したグループは、環境問題に対する意識を高める機会を生み出そうと、食品ロス削減を目的とした、アレンジ料理教室や理科実験教室を開催する計画を発表。また「高齢者の孤立問題」に取り組んだチームは、地域の活性化や孤立防止につながる施策として、学校の部活動と連携した体験型の高齢者サロンを立ち上げることなどを提案した。
若者のアイデアに耳を傾けた来場者は「起業して本気で取り組んでほしい」など、中高生の柔軟な発想に関心を寄せていた。
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