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西谷町苅部平吉さん 手作り神輿「譲ります」 「担がれる姿、また見たい」

文化

掲載号:2021年3月18日号

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製作した自慢の神輿を紹介する苅部さん
製作した自慢の神輿を紹介する苅部さん

 西谷町に暮らす苅部平吉さん(79)=人物風土記で紹介=が、独学で製作した神輿の譲り手を探している。神輿は屋根に乗る鳳凰まで含めると高さ2mほどある本格的な江戸前神輿。苅部さんは「神輿好きな方や、まだ神輿のない町内会などで大切に担いでもらえるようであれば、是非差し上げたい」と話している。

 手作り神輿はこれまで西谷町内で担がれたこともあったが、担ぎ手の高齢化もあり、近年は活躍の場を失い、苅部さんの自宅で保管されていた。引っ越しを機に保管しておく場所がなくなってしまうため、現在は天王町神輿会が一時的に預かっている。

これまでに6基

 幼少期から各地の祭りを訪れ神輿は身近な存在だったという苅部さんが神輿を作るようになったのは1978年頃のこと。周辺の地区が合併して西谷町が新設されて以降、神輿がなかった同町のために「何とか西谷町を練り歩く神輿を作れないか」と考えたことがきっかけだった。

 隣町の青年部が作った神輿や浅草みこしを見て研究し、自分で図面を引いて製作。以来、子ども用の小さなものから、大人が数十人で担ぐ本格的な神輿まで、6基ほどを作り上げてきた。

2年半かけ製作

 今回譲り先を探している神輿は、苅部さんが最後に作った一番大きな代物。神輿づくりの集大成ともいえるこの1基は、青果店を営みながら合間を見て「日曜大工」で2年半ほどかけ、こつこつとで作り上げた思い入れのある神輿だ。

 屋根の上で羽を広げる特注の鳳凰や化粧綱、担ぎ棒など、ほぼ全てのものが揃っている。その出来栄えは、天王町神輿会の関係者も思わず舌を巻くほど。「できることならば、またこの神輿が担がれているところを自分の目で見たい」と苅部さん。担がれているところを観に行くことができる範囲での譲渡を希望している。

 引き取りに関する問い合わせは苅部さん【携帯電話】090・8105・7004へ。
 

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