保土ケ谷警察署(新井滋文署長)は4月19日、詐欺被害を未然に防いだとして、ゆうちょ銀行保土ヶ谷店の川崎智瑛さんと西山広美さんに感謝状を贈呈した。
保土ケ谷警察署によると4月6日、高齢女性と30代の男性が一緒に同銀行を訪れた。西山さんがロビーで対応にあたった際、男性が話をリードして手続きを進めることや歳の離れた男性が女性を「お母さん」と呼ぶことに違和感を持ち、窓口担当に連絡。窓口で対応にあたった川崎さんと連携して詐欺被害の阻止に貢献した。
男性は女性宅に営業にきた改装業者で、緊急性のない工事費用を騙し取ろうとしていたという。2人は「引き続き小さな違和感を察知して、未然防止に繋げることができれば」と声を揃えた。
区内の被害額1600万円
3月末現在、区内では3件の特殊詐欺が発生しており、その被害額は約1600万円にのぼる(暫定値)。同署は「必要以上の現金を自宅に保管しない、金融機関名や口座番号等を他人に教えない、固定電話は常時留守番電話に設定するなど自主防犯に努めてほしい」と話している。
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