保土ケ谷スポーツセンターで5月19日から開始される、高齢者を対象とした新型コロナウイルス感染症のワクチン集団接種に備え、区内でも準備が進んでいる。
保土ケ谷区薬剤師会(石井泰彦会長)は7日、薬剤の調製方法や接種会場での流れを学ぶ講習会を実施した。
区薬剤師会は今回の摂取に際し、ワクチンの原液に生理食塩水を加えて適量に薄める希釈作業と、希釈した薬剤を接種用の注射筒に詰める充填作業を担当する。
この日は、会員ら約40人が参加。少人数のグループに分かれ、コロナワクチンの調製経験のある薬剤師が各テーブルにつき、練習用の液体を使いながら調製のデモンストレーションを行った。講習会を受け、石井会長は「皆意欲的に参加してくれた。集団接種に向けて、当事者意識も高まったのでは」と話した。
区医師会と連携
石井会長によると区薬剤師会は、ドライブスルーPCR簡易検体採取所の運営や医療従事者へのワクチン接種など区医師会(浅井俊弥会長)と常に連携を密に取りながら対策を進めているという。区医師会の浅井会長は講習会で「集団接種は経験したことのない大事業。スムーズな接種のため、各会の役割を十分に果たしましょう」と協力を呼び掛けた。
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