川島町に拠点を構えるサッカーJ1の「横浜FC」が5月29日に開かれる二俣川小学校(旭区)の運動会で準備運動を盛り上げた。
この取り組みは、コロナ禍で地域住民と触れ合うイベントが実施できない中、地元サッカークラブとして試合以外で地域貢献したいと横浜FCが企画したもの。普段と異なる試みをと、小学校の運動会への参加を小学校長会に提案。希望校の中から最初に手を挙げた二俣川小学校での実施が決まった。
同校では新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、運動会を午前中までの短時間開催とし、接触を伴わない競技のみ実施。保護者の参観も1家庭1人までとして対策を講じた。様々な制約がある中でも児童が楽しめる企画を模索し今回の取り組みに応募した。泉校長は「横浜は全国の小学校と比べ運動能力が低い状況にある。横浜FCの持つスポーツ科学や食の専門性を取り入れ、運動する楽しさや健康への意識向上になればという思いもあった」と話した。5月24日には横浜FCのスタッフが来校し、準備運動の予行練習を行って本番に備えた。
迎えた運動会当日は、サプライズゲストとして同チームマスコットキャラクターの「フリ丸」が登場。「やること一緒」「やること反対」の掛け声に合わせ、前後左右に飛んで身体をほぐした。
横浜FCのスタッフは「学校向けには小学校低学年への手洗い指導なども行っている。今後は学校体育の授業にも参加し、限られた時間の中で効率的に瞬発力を高められるような運動方法を伝える活動などもしていきたい」と語った。
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