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くぬぎ台団地自治会 プルタブ回収 20年 車椅子3台に

社会

掲載号:2021年6月17日号

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プルタブを手に車椅子を紹介する鈴木会長
プルタブを手に車椅子を紹介する鈴木会長

 くぬぎ台団地自治会(鈴木方規会長)が続けている缶飲料のプルタブを回収し車椅子にかえる取り組みが20年目を迎えた。これまでに回収したプルタブの総重量は2799kg。団地の住民らが寄せたプルタブで手にした3台の車椅子は集会場に常設され、高齢者や障害者が利用している。

 「プルタブ・アルミ缶回収運動」は一般社団法人環公害防止連絡協議会が取り組む事業で、回収したプルタブのリサイクルで得た資金で車椅子を購入し、高齢者や障害者に届ける仕組みだ。

 くぬぎ台団地は1971年に入居がスタート。プルタブを回収する運動が始まった20年前には入居者の多くがシニア世代となり、自治会は住民の高齢化対策が求められるようになっていたという。

 そこで目を向けたのが全国的に広まりを見せていた「プルタブ・アルミ缶回収運動」だった。鈴木会長は「当時、車椅子は高価なものだった。高齢化を見据えて自治会で車椅子を所有することをめざした」と話す。

数にして480万個

 30棟から成る同団地には1千を超える世帯が暮らしている。役員は定期的に各戸が集めたプルタブを回収し、20kg集まると協議会に送付。総量が800kgに達すると車椅子が1台贈られる。これまでに同自治会が手にした車椅子は3台。2400kg、およそ480万個のプルタブを集めたことになる。

ペットボトルの普及で苦境に

 取り組みをはじめ3年半で1台目の車椅子を手にした。しかしペットボトルが普及し、プルタブの回収量は近年、大幅に減少。2台目の寄贈まで5年、3台目は7年の月日を要した。

 鈴木会長は「『限られた資源を活かしていこう』という気持ちを一人ひとりが持つことで、地域活動の結びつきにもつながっている。地域の人々が同じ方向をめざせることはとても有意義だ」と話す。

地域外からも受付

 自治会では現在、4台目の車椅子獲得へ向け運動を展開。残り400kg、数に換算すると約80万個のプルタブが必要だ。団地住民以外の人からの提供も受け付けている。問い合わせは鈴木会長【携帯電話】090・3479・2157へ。
 

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