保土ケ谷消防署(小野寺勝署長)はこのほど、新井町の集合住宅で発生した建物火災に際し、連携して被害の軽減に貢献したとして冨樫サダさん、石野重夫さん、海老名智彦さんに感謝状を贈呈した。
火災が起きたのは、2月17日午後7時頃。出火棟に住んでいる冨樫さんは、火災発生を知らせる大きな声に気づき直ちに家の外に出て出火箇所の確認を行うと、その足で元民生委員の石野さん宅を訪問。報告を受けた石野さんは出火室の鍵を取りに走った。
同じ頃、集合住宅のそばにある障害者施設「こんがり堂」で勤務中だった海老名智彦さんは、火災発生を知らせる声を聞いて現場に到着。合流した石野さんが部屋の鍵を開け、海老名さんが出火棟に設置されていた消火器を使用して初期消火を行った。
冨樫さんは「当時は無我夢中だった。石野さんが元民生委員で、合鍵の場所を知っていたのでよかった」と振り返る。海老名さんは施設の「防火施設管理責任者」と務めていると話し「日頃の訓練が役立った。消防車のサイレンが聞こえたときには安心した」と語った。
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