区内農家と協働し、体験型でフードロスなどを学習している上菅田笹の丘小学校(世古正樹校長)の6年生がこのほど、自ら育てた野菜を地域住民に販売した。
授業に協力しているのは、西谷で江戸時代から続く農家の苅部博之さん。同校の校庭で開催された販売会には、児童らが前日に収穫や袋詰めをした「苅部大根」など5種類の大根約260本のほか、カブやじゃがいも、小松菜など多くの野菜が並んだ。
販売会では児童らが書いた「おすすめのレシピ」も配布。野菜の特徴や収穫時のエピソードを紹介しながら、客との交流を楽しんでいた。
「余った野菜どうしよう」
児童らはこれまでの授業で野菜を育てるだけでなく「余ってしまう野菜の活用方法」についても思案してきた。児童からのアイデアをもとに、飲食店での提供や社会福祉法人での食品加工なども行われている。地域に向けた販売会もその一環で、今回の収益の活用方法についても、今後児童らが授業内で検討していくという。
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