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保土ケ谷区版 公開:2022年4月7日 エリアトップへ

【Web限定記事】 外国人住民が暮らしやすい街へ向けプラン策定

社会

公開:2022年4月7日

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 保土ケ谷区内における多文化共生施策の方向性と具体的な行動計画を示した「保土ケ谷区多文化共生まちづくりプラン」がこのほど策定された。基本理念となる「多様な人と文化がつながり支え合い 未来を創るまち ほどがや」の達成に向け、「情報提供・相談体制の充実」「多文化交流の推進」「外国人住民の参加・活躍の促進」の3つの基本方針を掲げ、区役所における多言語対応の充実や相談対応ネットワークの充実、多文化共生意識の醸成へ向けた取り組みなどを進める。計画期間は2025年度までの4年間。

 ヒアリング調査等で最大の課題として挙げられた「言葉の壁」の解消へ向け、区役所全体における「やさしい日本語」の活用など、情報提供・相談体制の拡充を進めるほか、留学生が多く在籍する横浜国立大学や30年の歴史を持つほどがや国際交流ラウンジとの連携を強化し、保土ケ谷区ならではの交流事業の充実を図るとともに、外国人住民の地域社会への参画を促進することなどをプラン推進のポイントとして挙げている。

30年前の4倍以上に

 今年2月末時点で区内には5169人の外国人住民が暮らしている。市内18区の中で6番目に多い数で、30年前に比べ4倍となった。その内訳をみると中国、韓国、ベトナムなど、アジア圏の出身者が8割弱を占める。10年ほど前までは中国と韓国で全体の約7割だったが、近年、ベトナム、ネパール、インドなどが急増し、多様化の進行が顕著だ。

 地域別にみると西久保町、天王町、常盤台、仏向町、上菅田町の順で、各地域の総人口に占める外国人の比率をみると西久保町、天王町、常盤台、岩井町、峰沢町の順で高く、住宅団地や大学などの立地により集住がみられる。

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