6月17日から20日まで栃木県で行われた関東高等学校陸上競技大会で、横浜清風高校3年の斉藤莉穂さんが七種競技、木村隼人さんと松崎美結菜さんがそれぞれ棒高跳で上位に入賞し、8月に行われるインターハイへの出場権を獲得した。
斉藤さんが出場した七種競技は、100mハードル、走高跳、砲丸投、200m、走幅跳、やり投、800mの7種目を2日間に分けて行い、総合得点を競う。斉藤さんは得意のトラック競技で得点を伸ばし、200m走までの4種目を終えた初日の総合得点で自己ベストを記録し3位に。2日目は苦手なやり投で点数を稼げなかったが、最終種目の800m走で粘りの走りを見せ、11ポイント差で2位に。全国大会出場権を獲得した。
斉藤さんは「投てき競技で取りこぼしがあったので、インターハイではベストスコアを更新して入賞を狙いたい」と話した。
男女2人での全国大会出場となった棒高跳。4m80で3位に入賞した木村さんだが、序盤の4m40の跳躍で2連続失敗する予想外の展開に。それでも「今までなら焦ってダメだったが、今回は持ち時間を使って気持ちを落ち着かせることができた」とラストチャンスの3回目で成功。終盤は千葉県勢が上位を占め「完全アウェイ」を味わう中で自己ベストに到達。全国大会への切符をつかんだ。木村さんは「最初から目標はインハイでの入賞。そのためには5m超えの記録が必要なので、自分に自信を付けてもっと上の記録をめざしたい」と意気込んだ。
松崎さんは大会前に目標としていた3m40を記録し、4位入賞。上位3人が大会新記録を出し、インハイへの残り一枠を争う展開となったが、3回連続で一発成功するなど気持ちを崩さずに記録を伸ばし、最後の一枠を勝ち取った。インハイに向けて「昨年先輩が出した3m60の記録に追いつきたい」とさらなる飛躍を誓った。
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