星川駅を中心としたエリアに2022年春に設立された「星川商店会」(林俊二会長)で、店主や個店スタッフが講師となり専門知識や技術を地域住民らに指南する少人数制の講座「まちゼミ」を開講している。初開催となる今回の企画には12の会員企業と店舗が参加。4月3日(水)まで22の講座を提供している。
プロならではの技術や専門知識を無料で伝える「まちゼミ」は、個々の店の魅力を感じてもらおうと、愛知県岡崎市の商店街で始まって以来、全国各地に広まった。地元商店街の店舗や企業の店主や従業員らが講師となり、日常生活で役立つ情報や技術をレクチャーすることで、地域に暮らす住民に、店や企業の存在を認知してもらい、新たな顧客獲得にもつながる機会にもなっている。
2年前に立ち上がった星川商店会周辺は大型商業施設がある地域。会員店舗がいかにして「商品やサービスの価値を示し、顧客を獲得するか」が発足当初からの課題だった。今年度、中小企業診断士によるコンサルティングを受ける中、「まちゼミ」の存在を知り、課題解決へ向けた施策になると判断。挑戦を決め、昨秋から開催へ向け準備を進めてきた。
初開催となる今回の企画には12の企業・店舗が参加し、子どもの前髪カット術やシューズの手入れ術、セルフマッサージなど22の講座を提供。2月23日から各店がゼミを開き、プロの技術をレクチャーしている。
商店会関係者は「商店会の店を知らない、入れないという人が多いという課題を改善するために取り入れた事業。『まちゼミ』をきっかけに、各店の魅力に触れていただければ」と話している。
今回の「まちゼミ」は4月3日までで、受講には事前予約が必要。開催時間や場所は受講内容により異なる。受講無料(講座によっては材料費が必要)。詳細は商店会ウェブサイト(上記二次元コード)から。
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>