都筑区にある横浜市歴史博物館(地下鉄・センター北駅そば)で開催中の企画展『東海道 保土ケ谷宿展』の来場者数が、順調に推移している。
この展示は1601年(慶長6年)に、保土ケ谷宿が東海道に成立した根拠とされる『徳川家康伝馬朱印状』をはじめ、同宿に関連する約150点の古文書や絵図などを紹介しているもの。10年前にも同様のテーマで企画展が行われたが、今回は当時、宿場町の問屋を勤めた「軽部本陣」の当主・軽部紘一氏らの協力の下、同所の根幹を示すような歴史的価値の高い書物等が揃い、見どころに富んだ内容となっているのが特長だという。
催しは、約2ヵ月(11月23日(祝)まで)の日程で実施中で、会期中の予想来場者数は7千人(主催者発表)。
同館の企画展は通常、こうした数値を下回る事が多い中、この催しに関しては会期の3分の1が終了した時点で延べ来場者数が2千5百名を超えるなど「ほぼ目論見通り」(同館スタッフ)に推移しているという。 また、この中には多くの保土ケ谷区民が含まれており、地元の歴史を知ろうと自治会や町内会がグループ単位で休日、平日問わず来場。博物館側でも急遽、10名程度の団体来場者には都合のつく範囲で担当学芸員によるガイドサービスを開始するなど、思わぬ関心の高さに対応に追われている。 詳細問合せは【電話】045・912・7777/横浜市歴史博物館まで。
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