職人に生地づくりを教わる園児ら
西谷保育園で３月６日、今春卒園する園児を対称に「そば打ち教室」が開催された。この催しは、地元でそば店「上田屋」を営む宇積常道さんらの協力により実施されたもの。同園では約15年前から続けられており、卒園記念の恒例行事となっている。
最初に披露されたプロによるそば打ちでは、麺がすばやく均等にカットされる様子に、園児らは歓声をあげて見入っていた。
その後、宇積さんらの手ほどきのもと実際にそば粉をこねて、ひきのばし、カットするまでの本格的なそばづくりの過程を体験。初めて触れる生地や道具に目を輝かせながら、真剣な表情で取り組んだ。園児の１人は「生地をきれいな丸の形に伸ばすのが難しかった」と話していた。
また体験の後には、できあがったそばを全員で試食。自分たちで作り上げた格別の味を堪能し、笑顔を見せていた。
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