師走を迎え、保土ケ谷区内でも各所で「餅つき」が行われている。
古き良き伝統の継承などを目的に、それぞれ趣向を凝らした餅つきを実施する中、上菅田自治会(松野正敬会長)でも12月1日に「餅つき大会」を開催した。
カマドのチェックも
港北区から分区する前から数えれば、30年以上という地元でも屈指の歴史を誇る上菅田地区の餅つき大会には、地域の防災につながる狙いも。松野会長によると、会場となった「上菅田クラブ」(自治会館)には「カマド」「薪(まき)」「プロパンガスボンベ」などが災害備蓄品として貯蔵されており、年に1回”棚卸し”を兼ねてこの餅つきに使用。カマドは「万一の際にしっかり機能するか?」などのチェックを、また薪やプロパンガスは、もち米を蒸す際や豚汁を作る時になるべく使い切り、品質の劣化の防ぐため、新たな物に入れ替えているという。
出来立てに舌鼓
この日、これらの備蓄品でこしらえた餅は約70kg。近隣住民などに振る舞われ、出来立ての柔らかい餅を嬉しそうに頬張る子どもの姿もあちこちに見られた。
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