vol.518 ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや 「傘」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ヶ谷町に住む2歳のミニチュアシュナウザー。
さわやかな今の季節のうちに「梅雨」への備えを始めようね。身の周りのことで外せないのが「傘」だね。
傘の起源は4000年も前のこと。古代ギリシア、ペルシアでは、高貴な身分の人が太陽からの日除けとして従者に持たせていたとか。当時の壁画にその様子が描かれ残っているの。
日本に「傘」が伝わったのは平安時代後期。仏教の文化とともに中国から伝わり、やはり日除けとして使われていたそうだよ。番傘を一回り大きくして50本の骨で作られ、祭礼の場などで宗教的、政治的に権力のある人に差し掛けるための「差し掛け傘」という目的もあったそうだ。
「傘」の材料として、和傘は和紙、竹、木などの自然素材から作られる番傘、蛇の目傘、舞傘など。骨の数は36本から54本と多い。耐久性は長くはないけれど美しさは際立つ。洋傘は鉄、ポリエステル、綿など機能的で耐久性のある素材から作られる。
傘はいくつかの素材を組み合わせてできているでしょう。家庭用として破棄する場合には分別して指定の日に出そうね。骨組みが金属製ならば週1回の「小さな金属」。金属以外なら布部分と一緒に週2回の「燃やすゴミ」。
さて、ボクたち犬族が使うような「ペットアンブレラ」も市販されているの。もちろん、ボクたちは持って歩くことができないので飼い主さんが差し掛けるという品。
次回「長靴」
今日は何の日?
「旅の日」
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