市長賞の作品と共に笑顔の平石さん
表装技能士の平石匠さん（東川島町在住）がこの程、「第46回 表装作品展・掛け軸35歳以下の部」で最高賞の次位に相当する「市長賞」を受賞した。
県内で表装業に従事している若手技術者の登竜門的なこのコンテストで、前回まで２年連続で最高賞の「県知事賞」を受賞していた平石さん。元々、最も高い技術を保持する者に与えられる一級表装技能士の資格を25歳の若さで取得するなど頭角を顕し、今回も本命の一角と目されていた。
しかし出品する掛け軸の制作過程序盤において、素人目には分からない部分でミスがあり、これが仕上がりに響き３年連続最高賞の快挙を逃す結果に。それでも「選外も覚悟していたのでホッとしたのが素直な感想」と納得している様子。
「今後も精進を重ね、次回の出品を目指したいですね」と話し、早くも来年を見据えていた。
連続最高賞はならず
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