演奏する出演者ら
かながわアートホールで４月６日、第15回記念保土ケ谷区三曲会演奏会が開催された。
これは保土ケ谷区三曲会が主催。日本の伝統音楽である邦楽の普及と発展、継承を目的に活動している同会が毎年行っている。今回で15回目を迎えた。
参加したのは同会の会員と横浜雅楽会会員ら約１００人。 15回記念として三味線や琴による『松竹梅』の原曲と『明治松竹梅』、『昭和松竹梅』がそれぞれ演奏されたほか、雅楽の『越殿楽』が披露された。また、邦楽の演奏にあわせ裏千家によるお点前が行われた。演奏されたのは、28曲。朝９時から夕方まで観客を魅了し続けた。３００人収容の会場には、絶え間なく観客が訪れ伝統音楽を楽しんでいた。
観客からは「『松竹梅』の聞き比べなど企画が素晴らしかったので、最初から最後まで鑑賞しても飽きることがなかった」「今年は15回記念ということで、特に良かったと思う」といった感想が聞かれた。
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