来年のラグビーワールドカップや東京五輪など国際的な大イベントの開催を控え、保土ケ谷消防署、保土ケ谷警察署、横浜市立市民病院、保土ケ谷区役所、保土ケ谷消防団の5機関が14日、神戸町にある横浜ビジネスパークの敷地内でテロなどの特殊災害が発生した時の対策訓練を実施し、約70人が参加した。
同所での開催は初となるこの訓練は、二部制で行われ、一部では敷地内に凶器をもった犯人が通行人に危害を加えて負傷者が発生、警察が容疑者を確保するともに負傷者の安全を確保して救急隊や横浜市立市民病院の医師や看護師による横浜市救急医療チーム(YMAT)に引き渡し、応急救護を行った。その後同所で有害化学物質が飛散し、負傷者が発生。化学防護服を着た消防隊員が負傷者を救出し、設営された有害物質の除染テントの中で除染、救護活動等にあたった。会場には多くの見学者が緊張感漂う訓練を見守っていた。
訓練に参加した横浜市立市民病院の伊巻尚平さんは「何かが起こった時にこそ、人と人が連携し、今回のような訓練を何度も繰り返し行う事で見えてくるものもある」と話し、保土ケ谷消防団第2分団の栗原和彦さんは「今回の訓練は初めての事でテント設営など、普段行われないことに携わったことは有意義な事。今回の訓練の内容を団員の間でもしっかりと共有していきたい」と話した。
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