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訪問診療を強化へ 取材協力/育生会横浜病院
狩場町の丘の上に建ちモノレールがある病院としても有名な「育生会横浜病院」(長堀優院長)では今年、訪問診療を強化する。
2月に豊富な訪問診療経験を持つ内科医が着任するほか、訪問看護STでは理学療法士による訪問リハビリも新たなサービスとして提供する。
介護疲れを防ぐレスパイト入院
近年、社会問題化している「老老介護問題」。介護者が介護に集中しすぎてしまい自分の体調の変化に気付かない、または我慢してしまうケースも多いという。
在宅介護などで同居者が日々の介護に疲れ、限界を超え、介護不能となることを予防することを目的とした「レスパイト入院」。同院では1、2週間を目安に患者を受け入れている。「病院での医療サービスなので急変時などにはすぐに治療に移ることができるのが最大のメリット」と長堀院長は話す。このいわば「医療版ショートステイ」の利用が増えてきているという。
「介護者が旅行に出かけたり、体調が優れない時に利用されるケースも増えてきています。頑張りすぎなくて良いんですよ」。より良い介護を続けるために時には休息・リフレッシュが必要だ。
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