昨年度全国3冠プロ奏者めざす
小学2年生からトランペットを始めた西村大地さん(岩崎中学校3年)。昨年度「中学生・高校生のための日本管弦打楽器ソロ・コンテスト」「日本ジュニア管打楽器コンクール」「全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」の3つの全国大会で優勝。プロ奏者を目指す若き才能だ。
岩間市民プラザや地区センターで練習する以外は、自家用車の後部座席が練習場所。学校の吹奏楽部以外にも、毎日2時間の練習を欠かさない。コンクールではあえて無伴奏の楽曲に挑戦し、その表現力が審査員からも評価された。
「将来プロとして活躍するためにはまず自分の演奏を知ってもらわなければ」とインスタグラムでも自身の演奏を発信。「Take Five」や「展覧会の絵」など、ジャズやクラシック問わず演奏動画を投稿している。フォロワーは1000人を超え、プロの奏者からコメントが付くことも。後部座席から音楽ホールへ続く”ひなたの道”を歩み続ける。
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食べ残し削減へ級友と「給食部」
「美味しい給食なのになんで残っちゃうんだろう。食べ残しを減らしたい」―。級友4人と共に「給食部」を立ち上げた永井美釉さん(坂本小学校4年)は、給食を食べ終わると給食室に向かうのが日課となっている。食べ残されたものをタブレット端末で撮影し、ノートに記録する。
緊急事態宣言下の休校時にSDGs学習支援プロジェクトに参加し、微生物の力で生ごみを分解し堆肥に変えるコンポストの存在を知った。段ボールを使いコンポストを自作し、家庭から出る野菜くずなどを堆肥化し、ベランダのプランターで野菜を栽培している。今年はブルーベリーに挑戦中だという。
「食べ残しを減らすこともSDGsのひとつです」。目標2には「飢餓をゼロに」と示されている。時に力強さを感じさせる少女の瞳が見ている景色の先には世界がひろがっている。
胸元には海岸で集めたプラスチックやビーチグラスで制作したSDGsバッジが。バッジに手をやり自らの思いを淀みなく語る姿に思いの強さを感じさせる。
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