県立保土ケ谷公園内の硬式野球場「サーティーフォー保土ケ谷球場」の改修工事が完了し3月16日(土)から再開場する。外野の照明塔やスタンド下にある投球練習場の照明がLED化されたほか、劣化していた内野のラバーフェンスも改修された。
戦後間もない1949年に開場した同球場は高校野球や社会人野球の大会が開かれ「神奈川の野球の聖地」とも称される。国体の開催に合わせ1996年に球場全体を改修して以来となる今回の工事は、冬場の芝生養生期間に合わせ昨年12月中旬から始まった。
紫外線や風雨による劣化が見られた内野部分のラバーフェンスが張り替えられたほか、スコアボード横にある外野の照明塔2基をLED化。さらに利用団体から「屋内と屋外の明るさの違いがありすぎるため、試合開始時に目が慣れない」という声を受け、スタンド下にある投球練習場の照明も高照度のLEDライトに改修された。
選手更衣室へのエアコン設置も検討
県担当によると照明塔に関しては残る4基についても今後、LED化を図るほか、近年の猛暑の影響や社会的な流れも考慮し、選手の更衣室にエアコンを設置することも検討が進められているという。
同球場では相模原市内に本社を構える不動産事業者「(株)サーティーフォー」と2015年から20年までの5年間、ネーミングライツ契約を結んでいる。パートナー料は1055万円で今回の改修費用の一部にこの契約料が充当された。
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