令和2年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰が7月10日に行われ、区内不動産会社である(株)マウンテン=鶴見中央=の横山智司代表取締役が受賞した。多年にわたり宅地建物取引業に精励し、関係団体の役員として業界の発展に寄与したことが評価された。横山さんは「これまでの活動が認められた。ありがたい」と笑顔を見せた。
同表彰は、建設のほか、不動産や道路事業など11分野で功績を残した個人や団体に贈られるもの。表彰式典は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、7月開催が延期となった。
ICT化進める
横山さんは1989年に(株)マウンテンを開業。2008年から昨年度まで(公社)神奈川県宅地建物取引業協会横浜鶴見支部の支部長として奔走した。
不動産会社のみが利用でき、互いに物件情報の交換などができる不動産流通標準情報システムの構築を行う機構にも所属。業界のICT化に尽力した。機構には大手不動産会社のスタッフなどが多く、所属する東日本不動産流通機構では地場の不動産会社の代表として意見を発信してきた。
もともとコンピュータ会社に勤めた経験を持ち、ITコーディネータの資格も所持。事業に関わる事務などを便利で持続的なものにするため、積極的にITC化の促進を提唱してきた。「ICT化は抵抗のある人も多いが、いずれは必要になる」と話し、今後も機構に所属しながら力を入れていくとした。
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