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鶴見小学校5年2組 水族館「ツルスイ」がオープン 持続可能な鶴見川目指す

教育

掲載号:2021年11月18日号

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生物の生態を学ぶ児童たち(右)手作りアイギョルグループ
生物の生態を学ぶ児童たち(右)手作りアイギョルグループ

 鶴見小学校5年2組の児童が、鶴見川で捕まえた生き物20種を展示する水族館「ツルスイ」を22日から区役所でオープンする。鶴見川を探検し、専門家から川について学び、準備を進めてきた児童。「ごみを減らしてもっと豊かな川にしたい。たくさんの人に見に来てほしい」と意気込む。

綺麗だが汚い?

 取組は「STG,s〜持続可能な鶴見川の豊かさを目指して」と題した総合の授業の一環。危ないから近づかないよう教えられ、児童にとって身近だが遠い存在だった鶴見川へ強い興味を持ち5月、探検に行った。

 当初の印象は「ごみがあって綺麗でない」。しかし、同時に生き物も多くいることに気付いた。

 不思議に思った児童は、鶴見川流域で防災、環境、教育関連活動を進める鶴見川流域ネットワーキング(以下、TRネット)にオンラインで取材。微生物など含めると1億種ほどの生物がいること、絶滅危惧種のうなぎなどがいるほど水質が綺麗なことを知った。「町のごみをなくし、鶴見川をもっと豊かにしたい」と考えた児童は頭をひねり、「こんなに多くの生き物が川にいることを知ってもらおう」と、鶴見川水族館「ツルスイ」をオープンすることに決めた。

 実験として7月、校内で開催。手ごたえを得た児童は、町の人にも見てもらいたいと、区役所に交渉へ行き実施へとこぎつけた。

飼育の難しさ学ぶ

 休日も川へ遊びに行くなどして、なんとか20種類近く集めた児童。しかし、カニが脱走したり、ハゼが途中で死んでしまったりと、生き物を飼育することの難しさも体感してきた。

 5日にはTRネットの小林範和さんらを招き、捕まえた生き物の生態を一匹ずつ学習。「水草は必要か」「ドジョウの色が変わったのはなぜ」など、児童らの質問はひっきりなしに続いた。

 脱走したカニについての質問には「あのカニはモクズガニという登りの名人。しっかり蓋をしないとすぐに逃げてしまう」と小林さんが回答。「だから逃げてしまったのか」と、納得した様子だった。

アイギョルで紹介

 単なる生き物の展示ではなく、「可愛い」という入口から興味を持ってもらおうと、捕まえたハゼやエビなどをキャラクター化。児童が絵を描き、アイドルならぬ”アイギョル”グループを発足。「TSURUMIGAWA20(トゥエンティ)」と名付けた。期間中はアイギョルを使って生き物を紹介する。その他、担任の早川洋一教諭が作曲、児童が歌詞をつけた曲『STG,s』が流れる予定。児童は「鶴見川の魅力を発信したら、人の気持ちが変化して町の環境が変わっていくと思う」と話す。

 ツルスイは、11月22日から12月3日まで鶴見区役所1階ホールで開催。時間は、9時から午後5時(初日は午前10時から、最終日は午前11時まで)。

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